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ニュースリリース一覧

平成29年度(2017年度)

中小企業等技術者研修(製紙工学課程・中期)

日時 平成29年10月11日(水)~10月26日(水) (土日祝日を除く)
      (座学40.5時間、実習12時間 計52.5時間)
      場所 静岡県富士工業技術支援センター 研修室・
  内容 紙・パルプ産業の技術者の皆さんを対象に、製紙の総合的な技術を習得していただく研修です。「製紙原材料概論」「紙料調成機械」「古紙処理法」「抄紙概要」「抄紙機各論」「内部添加剤」「抄紙用具」「紙塗工法」「家庭紙の製造」「用紙と印刷」「品質管理」「製紙工業における省エネルギー」「仕上包装」「パイロットマシン利用抄紙機概要」などの講義と「原料調成・抄紙」「物性試験」の実習を行いました。
    
受講者 18人
実習風景
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別添
カリキュラム

品質管理セミナー研修

日時 平成29年10月4日(水)
      座学3時間
場所 静岡県富士工業技術支援センター 研修室
受講者 21人
  内容 品質管理の基本的な考え方、品質管理の歴史、品質管理の全体像、ISO、QCの7つの道具、検査、現場の品質管理、新しい品質管理等について
    講義をいただきました。
   
講義風景
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第3回技術講演会を開催(平成29年9月13日(水))(写真:講師写真)

 テーマ:「古紙処理特集」
参加者:57人
会 場:富士工業技術支援センター大研修室

(1)【古紙品質低下に対する今後の対応策】
相川鉄工㈱ 海外営業部 課長代理 安田 圭児 様

『循環型社会への移行が重要視される中、古紙使用は不可欠であるが古紙
の品質については悪化しているのが現状である。この古紙原料品質低下
に対する対応策として弊社の最新技術、具体的な導入事例等を紹介させ
て頂く。
原質工程としてはスクリーン歩留り向上対策、特定禁忌品混入対策、
難離解古紙対策などの紹介。
抄紙工程としては異物率増加による用具汚れ対策としてファブリッ
ククリナー、ロール洗浄装置などの効率的な対策を紹介。
本公演で技術、製品が皆様の工場で抱える問題解消の切掛けとなる提案を紹介して頂きました。

→講師 
相川鉄工㈱ 海外営業部 課長代理 安田 圭児 様
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(2)【S.sensing®システムとエアレーションを併用した微生物コントロール
による水質安定化技術のご紹介】
栗田工業(株)第一営業部 ソリューション推進第一部門
プロセス技術一部 主任研究員  桂 仁樹 様

『古紙配合の増加に伴い微生物による障害が顕在化しています。古紙に
は、微生物の栄養となる澱粉が多量に含まれており、紙製造工程にお
いて微生物活動による有機酸生成が、様々な障害を引き起こしていま
す。これらの障害を抑制する為にスライムコントロール処理が行われま
す。本公演では弊社独自の技術として、スライムコントロール剤である
ファジサイド®を効率的に作用させるためにエアレーションを用いた物
理的な阻害物資の除去、水質を連続的に監視・解析・薬注制御を行う
S.sensing®システムを適用した薬剤及び装置、センシングを用いた最
新処理技術を紹介して頂きました。』

→講師 
栗田工業(株)第一営業部 ソリューション推進第
一部門 プロセス技術一部 主任研究員  桂 仁樹 様
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(3)①【フロードラムパルパー(FFD)のOCC及び牛乳パック等への応用】
アンドリッツ(株) 技術営業部 グループリーダー 奥西 敏夫 様

『従来新聞古紙処理を中心に発展してきたFFD技術をOCCに適用するた
 めドラム内の原料ショートパスを防ぎ、長い滞留時間でかつ滞留時間
のバラつきを減少させることで、離解度のバラつきが減少し、OCCをほ
ぼ完全離解することが可能となっている。その結果、中国や東南アジ
ア諸国を中心に異物の多いOCCにFFDを適用する納入実績が急増して
いる。さらに牛乳パック、ラミネート紙等のプラスチック異物が多い
古紙や難離解古紙を処理するバッチ式FFDを新規に開発された事項に
ついて説明して頂きました。』

→講師
アンドリッツ㈱ 技術営業部 グループリーダー 奥西敏夫氏
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②【Drabond-新製造方法による高精度、高性能な叩解機刃物】
アンドリッツ(株) 技術サービス 西澤 大也 様

『叩解機刃物の多くは鋳物であり、製造に際し根本的な制約がある。
アンドリッツの新しい叩解機刃物「Durabond」は新加工技術と非加熱
ボンディング技術によりこれらの制約を解決した。また、Durabond専
用合金を開発し、一般的に高精度な刃物として知られる溶接技術を用
いた物に比べ、高品質且つ、より高性能の刃物が提供可能となった事
柄について説明して頂きました。

→講師
アンドリッツ㈱ 技術サービス 西澤 大也 様
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第2回技術講演会を開催(平成29年7月12日(水))(写真:講師写真)

 テーマ:「安全・環境特集」
参加者:56人
会 場:富士工業技術支援センター大研修室

(1)【製紙業における労働災害の防止について】
富士労働基準監督署 安全衛生課 課長 林 明宏 様

『平成28年の富士労働基準監督署管内における休業4日以上の労働災害発生状況は、平成27年:525件、平成28年:452件と前年比では大きく減少したものの、平成26年は453件であり、前々年比では横ばい状態である。特に「パルプ・紙加工」の業種においては、平成28年は56件と平成27年から18件減少したものの、平成26年との比較では3件増加となっており、製造業種の災害件数中、最も大きな割合を占めています。「パルプ・紙加工」の製造業における労働災害の災害事例を基に、その発生原因や起因物を分析し、労働災害を減少させるために取組むべき事項について説明していただきました。』

  • 講師写真
    富士労働基準監督署 安全衛生課長 林 明宏 様 
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(2)【シャットダウン時における活性汚泥養生運転方法と臭気対策】
無臭元工業㈱ 水環境ソリューション部チーフエンジニア林 賢治様

『リーマンショツク以降、シャットダウン期間が長期化するに伴い、排水 処理工程である活性汚泥処理の立上げトラブルが起きやすくなっている。立上げトラブルを避けるためには、無負荷となるシャットダウン期間中、活性汚泥の処理活性低下や物理的な汚泥性状を最小限に抑えるための養生運転のテクニックが必要であり、これまで多くの紙パ工場において実際に適用され、トラブル回避を図ってきた方法を紹介していただきました。』

  • 講師写真
    無臭元工業㈱ 水環境ソリューション部チーフエンジニア林 賢治様
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(3)【工場等における防火管理体制の構築について】
富士市消防本部予防課査察担当 主査(消防司令補) 伊勢谷 真史様

『富士市内では、平成28年中に54件の火災が発生し、過去50年間で最少の件数となりました。しかしながら、近年市内では、大規模な倉庫や工場火災が発生しており、各事業所においては、日頃からの防火管理体制の構築が必要となります。
 本公演では、本市の産業基盤の中心となる工場・作業所等の「防火管理」に焦点を絞り、近年の火災状況を踏まえた、今後の防火管理体制のあり方について説明していただいた。』

  • 講師写真 
    富士市消防本部予防課査察担当 主査(消防司令補) 伊勢谷 真史様
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平成29年度 新入社員研修(中小企業等技術者研修製紙工学課程)

日 時 平成29年7月6日(木)
     (研修時間 6時間15分)
場 所 静岡県富士工業技術支援センター 研修室
      受講者 53人
内容 
紙・パルプ産業の入社1年未満の技術者の皆さんを対象に、 紙についての一般知識、紙の原材料、古紙処理、抄紙、仕上げ・加工等の概論についての講義と富士工業技術支援センターのパイロットマシン、試験設備等見学の研修を実施しました。
     ご参加ありがとうございました。

  • 新入社員研修講習風景
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  • 新入社員研修施設研修
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第70回定時総会開催

第70回定時総会は、来賓に富士市の仁藤哲副市長、静岡県の影山敦彦経済産業部商工業局地域産業課長、佐藤廣美富士工業技術支援センター長等をお迎えし、平成29年6月6日、ホテルグランド富士にて開催しました。
(会員出席者68名、委任状提出者111名 計179名)
 第1号議案 平成28年度事業報告及び収支決算報告並びに監査報告に関する件
 第2号議案 平成29年度会費に関する件
 第3号議案 役員の選任に関する件
  以上が提案され、満場一致にて可決されました。

 続いて、専務理事として、協会事務局の適正な運営にご尽力された深澤健一様に功績表彰を贈呈しました。
 引き続き、技術表彰、優秀開発表彰を贈呈しました。


○技術表彰 「トイレットペーパーのクレープ形状がやわらかさに与える影響」
(協会技術情報誌「紙パルプの技術」第67第1号)
             富士工業技術支援センター
                       鈴木 悠介 様
                       深沢 博之 様
                       木野 浩成 様
大要:  研究者は、地元静岡県富士地域の古紙を原料としたトイレットペーパーの
   家庭紙メーカーの『品質面での優位性を確保したい』という要望に応える
    べく、トイレットペーパーの品質で最も重要な『やわらかさ』に影響与え
    るクレープ(トイレットペーパーの表面にある細かいしわ)形状に注目した。
    そして、クレープ形状の評価法を確立し、クレープ形状とやわらかさ関係
    を明らかにした。

 ○優秀開発表彰「製紙プロセスにおけるスライムコントロール剤添加量の最適化」
          栗田工業株式会社 富士営業所 所長 鈴木 慎平 様
 大要: 製紙プロセスで使用されるスライムコントロール剤はタイマーによる薬
    注が主流となっているが、過剰添加による薬品コストの上昇や逆に添加
    不足による処理悪化のリスクを抱えていた。
    このリスクを解消するため、水質に応じてスライムコントロール剤の添
    加量を自動制御する「S.sensingFS」を開発すると共に、酸化剤系のスラ
    イムコントロール剤が系内の還元物資に消耗させることを防ぐ「エアレー
    ション技術」を導入した。
    これらの技術により、スライムコントロール剤添加量の最適化を実現し、
    処理効果の向上とコスト削減を同時に達成した。

  • 特別講演は、一般財団法人静岡経済研究所常務理事の中村昭夫様に「今後の静岡県経済の動向」をテーマに講演をしていただきました。
    画像の説明

会員の皆さまには格別のご協力を賜り、円滑に総会を執り行うことができました。ここに謹んで感謝申し上げます。
本年度も、当協会興亜工業㈱の大久保賢治会長のもと、皆様のお役にたつ協会として各種事業に取り組んでまいりますので、引き続き、会員の皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  • 総会 大久保会長挨拶
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  • 交流会梅原副会長挨拶
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  • 表彰式写真
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  • 総会風景
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第1回技術講演会を開催(平成29年5月24日(水))

参加者:83人
会 場:富士工業技術支援センター大研修室

(1)【家庭紙の生産性と品質向上に対する最新のアプローチ】
油化産業㈱ 海外営業部 担当部長 井上 英一 様
アマゾン パピルス ケミカルズ社 
プロダクトマネージャー フィリップ バンス 様

『油化産業㈱は、製紙現場で発生する様々な汚れ問題の解決に主眼をおいたビジネスを展開しています。また当社が国内の販売権を有するAmazon Papyrus Chemicals社は、単に薬剤を販売するだけではなく総合的な知見ノウハウから工程改善の提案を行う会社(Service Company)を目指しており、家庭紙分野においては古紙パルプの生産性及び品質向上、抄紙工程におけるウエットエンドの最適化、最適なクレーピング薬剤の選定など総合的なサービスを提供しています。今回は「家庭紙の生産性と品質向上に対する最新のアプローチ」ご紹介いただいた。』

  →油化産業㈱講師一同 
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  →講演風景1
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(2)【製紙薬品による家庭紙の高品質化】
星光PMC㈱ 製紙用薬品事業部 技術統括部  西 隆之 様

『国内の家庭紙の生産量が横這いの中、家庭紙業界では、競争力を高めるために、製品の高品質化が行われており、紙の柔らかさや、肌触りを向 上させる製紙用薬品が求められている。
我々は、高品質化の要望を満たす製紙用薬品の開発を進めており、今回 数ある家庭用紙用薬品の中から,紙の高品質化に関わる、風合向上剤、保湿剤、クレープ剤の3種類の薬品に関する機能と効果についてご紹介いただいた。』

→星光PMC㈱ 西講師
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→講演風景2
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(3)【断紙、欠点を根元から断つ! 見えない工程内の強化洗浄によりデポジット問題を解決する抜本的なケミカルアプローチ】
㈱日新化学研究所 富士営業所 所長代理 古賀 英次 様

『製紙工程内に付着するデポジットは、マシンの操業性、製品の品質に 対して悪影響をもたらします。古紙などの原料品質が変動する為、デポジット付着を完全に抑制する事は難しいが、操業に影響を与えない状態でコントロールしておくために、SD時の定期的かつ適切な工程洗浄を実施する事が重要です。
製品品質の向上だけでなく、コスト削減につながるマシン操業性と
生産性の向上を実現する工程洗浄アプローチをご紹介いただいた。』

→㈱日新化学研究所 古賀講師
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→講演風景3
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