一般社団法人 静岡県紙パルプ技術協会へようこそ!

履歴

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平成23年度事業計画

Ⅰ.方   針
 2008年のリーマンショックを契機に急激に悪化した国内経済は、その後、徐々に回復に転じたもののその勢いはここにきて弱まってきている。円高や海外経済の伸びの鈍化による輸出の悪化リスクやデフレの影響、失業率の高水準化など、国民生活に不安を投げかけている。また、3月11日に発生した東日本大震災による被害は甚大であり、国内製造業全体に大きく影響を与え、日本経済の先行きを一層不透明にしている。
 紙パルプ産業は、戦後一貫してGDPの伸びとともに成長してきたが、低迷する国民経済の影響を受け、出荷額はピーク時の80%に落ち込んでいる。日本製紙連合会による2010年の国内の紙・板紙出荷量は、前年比3.7%の増と3年ぶりに上昇した。しかし、2009年の大幅な落ち込みからの回復としては力強さに欠け、2008年と比べると9割の水準にとどまっている。また、日本製紙連合会による今年の内需の試算では、前年比0.5%のマイナスを見込んでおり、前年の1.3%の伸びから再びマイナス成長を予測する結果となっている。
このような環境下にあって、最盛期の頃の需要はもはや期待しえないとしても、紙パルプ産業の持続的発展のため、先人が様々な努力を重ねてきたように諸課題に挑戦し克服していくことが求められている。
経済の低迷もあるが、IT化や省包装、コスト削減、消費構造の変化、市場のグローバル化など紙パルプ業界の構造的な転換期に直面し、我々紙パルプ産業が取り組むべき課題は、総合的な競争力の強化、国際的視点での経営戦略、地球温暖化・省エネルギー対策、及びこれらのベースとなる情報収集や技術対応、そして新製品開発、新市場の創出、人材育成であり、業界一体となって積極的に推進する必要がある。
当協会は、共通の技術問題を話し合える場として、「製紙メーカ、原材料・薬品・設備メーカ、販売各社と製紙(紙加工)ユーザー」との橋渡し役として技術・学術の交流はもとより、幅広い人的交流の一翼を担っていきたい。その為に「人材の育成、新技術の紹介、人的つながりの拡大」など身近なツールを積極的に拡大する施策を行いたいと考えている。特に、
若手技術者に対しては基礎教育と早期戦力化の援助の役割、中堅技術者に対してはレベルアップの機会を作る場を提供したい。
具体的には、前年度の成果を踏まえて、本県の紙パルプ業界の振興のため、次の諸事業を推進する方針である。

次代を担う技術者の育成を目指し、人材育成のための中期及び短期の技術者研修事業。

平成20年度から、従来の学校方式の教育から発展させ、講師が事業所に出かける「出前講座」実施しているが、更に内容の充実に努める。積極的な利用をお願いしたい。

自動化・省力化・工程安定化のための計装制御技術者研修および機械設備保全講座事業。特に今年度もポリテクセンターの協力を得て各種保全の技術研修を計画する。

新製品開発技術・古紙の高度利用と品質アップ技術・省エネルギー技術・環境調和技術等の新技術に関する講演会、講習会、見学会の開催を計画する。特に富士工業技術支援センター、工業技術研究所富士センター協議会との密接な連携を組む。

技術情報誌『紙パルプの技術』を発行し、知見を広めるための情報提供を公益的事業として実施。

会員相互の情報交換と交流を図るための会員交流会、工場見学会の開催。

会員からの登録を受けて「アドバイザー」制度に取り組む。(この場合会員会社の支援及び会員の積極的な協力が必要。)

会員加入の促進等を実施し、業界の発展と技術レベルの向上に努める。

23年度 会告

一般社団法人への移行のお知らせ

謹啓
新緑の候皆様方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて社団法人静岡県紙パルプ技術協会は4月1日をもって一般社団法人静岡県紙パルプ技術
協会に移行致しました
これからも紙パルプ及び関連技術に関する機関誌の発行、講演会、発表会、技術者養成研修会、工場見学会等、事業を通じ会員各位のお役に立つよう努力してまいります。
何卒ご支援賜りますようお願い申し上げます。
                           敬具
                     平成24年4月吉日

    一般社団法人
    静岡県紙パルプ技術協会
    会長 佐野武男
    
    〒417-0801静岡県富士市大渕2590_1
    富士工業技術支援センター内2階
      TEL:0545(35)5025
      FAX:0545(35)5027

総会開催(総会審議内容の報告)

第64回総会審議内容の報告
○平成22年度事業報告(概要)
  第63回定時総会開催:平成22年6月2日
  理事会開催状況
  *平成22年5月19日 ①21年度事業報告・決算報告
             ②22年度役員の変更
             ③22年度事業計画・収支予算案
             ④定時総会議案書討議
             ⑤新公益法人制度についての方針
             ⑥総会時の表彰選考
  *平成22年6月2日  ①役員の選出
  *平成22年8月9日  ①1/4半期事業・会計報告
             ②後期事業計画の審議
             ③法人移行取組 新定款案の審議
  *平成22年12月15日 ①2/4半期事業・会計報告
              ②新年互礼会
              ③23,年度事業計画
              ④-法人移行取組・新定款案の審議
  *平成23年3月23日  ①事業・会計報告
              ②23事業計画
              ③23役員改選手続き
              ④法人移行の審議
  編集委員会開催(4回):協会誌「紙パルプの技術」の編集
             第61巻1~4号発行
  技術研修開催 ①新入社員研修 平成22年7月16日(46名参加)   ②中小企業技術者研修(中期) 平成22年10月12日~26日(25名参加)
         ③電気保全実践研修 平成23年2月2日~4日(17名参加)
         ④機械保全実践研修 平成23年2月24日、25日(17名参加)
         ⑤中小企業技術者研修(短期) 平成23年2月22日~3月1日(22名参加)
  技術講演会開催 第1回 平成22年5月18日(102名参加)
          第2回 平成22年8月24日( 67名参加)
          第3回 平成22年9月29日( 83名参加)
          第4回 平成22年11月10日(137名参加)
          第5回 平成22年12月21日(69名参加)
  包装研究会開催 平成22年11月26日(47名参加)
  労働安全等講習会開催 平成22年6月23日(61名参加)
  危機管理等講習会開催 平成22年8月11日(44名参加)
  分析技術セミナー開催 平成22年12月1日(48名参加)
  見学会開催
  *平成23年1月26日実施 日本フエルト㈱埼玉工場
  出前講座 2回実施
  隣の晩御飯(研修) 2回実施(興亜工業㈱工場見学)
  会員交流事業 平成23年新年互礼交歓会(146名参加)
  ○会員の状況:全264(平成23年3月末)
        維持会員 152社
        正会員   91人
        個人会員  21人

 ○平成22年会計報告 別添貸借対照表
          平成22年度 別添貸借対照表
 ○平成23年度事業計画の概要
  製紙工学技術者研修
   ①中期研修(10月)
   ②短期研修(2月下旬~)
   ③新入社員研修(7月)
   ④電気計装、機械保全実践研修(各1回)
  技術講演会開催 年5回程度
  労働安全、品質管理等の講習会 年2回程度
  包装研究会 年1回
  出前講座 随時
  工場見学会及び隣の晩御飯 数回
  会員親睦事業(新年互礼交歓会) 1月

 ○平成23年度予算及び会費の審議

 ○役員改選(理事23名、監事2名の改選)
 ・臨時理事会にて会長、副会長等選出
  会 長:佐野武男氏  副会長:留目正博氏、大久保賢治氏、山田英継氏

 ○新法人移行関係
 ・一般社団法人への移行認可申請に関する件
 ・一般社団法人移行に伴う役員選任に関する件
 ・一般社団法人移行に伴う定款変更承認の件
 ・一般社団法人移行に伴う規則・規程等の承認の件

以上を総会にて審議し了承(賛同)得て閉会した。
●2/22~3/1平成22年度中小企業技術者研修(製紙工学課程・短期)開講概要
●2/24~2/25機械保全実践研修開催概要
●2/2~2/4電気保全実践研修開催概要
●1/26工場見学(日本フェルト)概要
●1/20新年互礼交歓会」開催概要
●12/21第5回紙関連技術講演会開催概要
●12/1試料断面作製「技術セミナー」開催概要
●11/10第4回紙関連技術講演会開催概要
●10/12~27平成22年度中小企業技術者研修(製紙工学課程・中期)概要
●10/18隣の晩御飯シリーズ第2回概要
●9/29第3回紙関連技術講演会概要
●8/24技術講演会開催概要
●8/11危機管理-事業継続計画(BCP)等-研究会開催概要
●7/16新入社員研修開催概要
●6/23 労働安全に関する研修会開催概要
●6/21隣の晩御飯シリーズ第1回開催概要
●6/4 第62回総会開催概要
●6/2 第63回定時総会開催概要
●5/18 第1回紙関連技術講演会開催概要
●3/11 蛍光X線分析技術セミナー開催

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